三木 昭子

弁護士

三木みき 昭子あきこ

千葉県弁護士会所属

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ごあいさつ

はじめまして。弁護士の三木昭子です。

私は、1981年に愛媛県宇和島市で3人姉妹の3女として生まれました。
幼少期から、とにかく人が好きで明るかったと聞いております。幼稚園の通知表には「ひまわりのような」子供だと書かれています。

趣味はお酒を飲んで人とお話しをすることです。居酒屋に一人で行き、隣に座った人と仲良くなって、色々なお話しをするのが日課のようになっております。

弁護士を目指した理由

私が弁護士を目指した理由は、一言で言えば「人助けがしたい」ということです。

弁護士は、お医者様のように、人の体を直接治すことによって命を救うことはできません。しかし、弁護士は法律という武器を使って、困っている人を助け、時には命を救うことができます。実際に、お客様の中には、事件が解決した後や受任させていただいた後に「実は死のうと思っていた。」と言われる方もいらっしゃいます。しかし、法律を正しく使えば解決する問題のせいで死ぬことはありません。

さらに、四角四面に法律を振りかざしたのでは、本当に人を救うことはできないと考えております。本当に救うためには、その人に寄り添い、話をよく聞いて、本当の願いを理解することだと思います。私は、人に寄り添い、その結果として人助けをすることを目標としております。

司法試験

ロースクール入学

弁護士を志した私は、多くの法曹を輩出している中央大学法学部に入学しました。そして、大学に通いながら予備校に通いました(当時はこのことをダブルスクールなどと呼んでいました)。このようにして司法試験の勉強を始めましたが、一度短答式試験に合格したものの一向に最終合格できず、当時開設されたロースクールに入学しました。

アルバイト生活

お金がなかった私は、奨学金を目一杯貸していただき、アルバイトもたくさんしました。具体的には、学童の先生の補助、司法試験予備校での事務、チラシ配り、工場での軽作業、派遣の試食販売、ポスティングなどです。アルバイトを通して、色々な仕事や人を見ましたし、たくさんの方々と関わらせていただきました。

工場での軽作業は時間の流れが大変遅く、何時間も作業したような感覚でも10分くらいしか経っていなかったりします。学童のアルバイトでは、子供たちのパワーに驚かされました。様々な地域の学童のお手伝いをさせていただきましたが、地域によって子供たちの様子は全く異なることにも驚かされました。ある学童においては、「空気を察して自分で考えて動ける」点を評価され、正社員として働かないかと誘っていただきました。この出来事は、司法試験に受からず、自分に全く価値がないように感じていた私にとって大変嬉しいことでした。試食販売は、誰がどうやっても同じように思えますが、実はやる気次第で全く成績が変わってきます。ただ声を出しているだけでなく、勇気を出して一人一人に直接話しかけると、意外とみなさん買ってくださいます。

アルバイト経験は楽しいことばかりではなく、辛いこともたくさんありましたが、たくさんの人生経験を積むことができました。ときにはご依頼者様との会話のきっかけになることもありますので、無駄ではなかったと思っております。

お金がない苦労

司法試験を受験している間は、とにかくお金に苦労しましたので、電気や携帯が止まったこともあります。
電気が消えた部屋で一人過ごした夜のことは忘れられません。ときどき、ご依頼者様に「先生はずっとエリートだったのでしょう?」という主旨のことを言われますが、私は司法試験に大変苦労しておりますし、お金がない苦しみも人一倍理解しております。

司法試験合格

司法試験に合格する最後の年、私は眠るとき意外は全て勉強しておりました。自習室に行くまでに歩いている時間も、ご飯を食べている時間も、髪を乾かしている時間も全て勉強にあてました。
合格者に答案をみてもらい、たくさん指摘・ダメ出しをしてもらいました。ときにはこれまでの努力の全てを否定され、死を考えたことすらありました。しかし、「人助けをしたい」という当初の夢を思い出し、歯を食いしばり泣きながら勉強しました。
司法試験の際の裏話はたくさんありますが、諸般の事情でここには書けないので、もしご縁があってお会いすることがあればお話ししましょう。

どうにか司法試験に合格した後、最初は千葉にある事務所に入れていただきました。その後、金沢幸彦弁護士の事務所に空きが出たので、千葉の事務所の先生のお許しを得て、現在の事務所に移籍させていただきました。

ちなみに金沢弁護士とは、司法試験予備校のアルバイトをしているときからの友人でした。金沢弁護士は司法試験予備校の講師で、私は金沢弁護士や他の先生方の講義を収録する係でしたが、私が司法試験に合格した後仲良くなり、今に至ります。

業務について

愛情をもって接します
初回相談の相談者の方がたまに「他の先生に相談したけど、非常に事務的なところが嫌だった」とおっしゃいます。
私は事務的に対応するということは一切ありません。前述のように、私は本当に人を救うためには寄り添って本当の願いを理解することが大切だと考えております。したがって、ご依頼者様には愛情をもって接します。調停事件は、待ち時間が非常に長いのですが、待合室で待っている時間に世間話に花が咲きすぎて周りの方に注意されたこともあります。
弊所の特色
前述のように、金沢弁護士と私はもともと友人ですので、弊所は弁護士同士の風通しがよいです。弁護士が複数人ついたほうがよい場合(たとえばDV案件や危険な案件、男性がいたほうが好ましい案件、スピードが要求される案件などです)には、2人体制で受任させていただくこともよくあります。
仮に2人で受任する場合でも、料金は変わりませんのでご安心ください。
破産・再生事件
上で述べたように、私はお金がない苦しみをよく知っています。そして、小さなお子様がいらっしゃったり、ご病気があるなどの事情により働きたくても働けないという状況に陥ることがあることも理解しております。
さらには、なかなか正規雇用にいたらず、非正規のお仕事を掛け持ちして昼も夜も働いても、お金が返済で消えて行く苦しみや、どうしても自宅を守りたいのにお金が足りないというご事情もよくわかります。お金の問題は常に頭のどこかで考えてしまいますので、心休まることはないかと思います。
私は決して破産・再生をする方を責めません。一緒に解決の方法を探しましょう。
かりに破産などの方法を選択することになっても、恥ずかしいことはありません。また再出発すればいいのです。
離婚事件
愛し合って結婚した2人のはずですが、ともに生活したり、お子様をもうけて子育てをするうちにすれ違いが生じ、離婚せざるを得なくなることもあります。
育児のためにこれまでのキャリアを捨て、お仕事を一度辞めたお母様は経済的に不利になることがよくあります。そのような方はぜひ、弁護士にご相談ください。お子様のためにも決して損をしないように婚姻費用(離婚までの生活費)や養育費・財産分与について慎重に話し合う必要があります。
「男性には話しづらいことも女性弁護士なら話しやすい」
「DVやモラハラなどを受け、そもそも男性が怖い」
という方も私なら安心です。私自身も既婚ですので、男女問題について理解があります。
また、男性の方からも「女性側の見方が知りたい」などの理由でご依頼いただくことが多数あります。
相続問題
相続問題は非常に専門的なので、当事者同士で話し合った場合、こちらに不利な条件で話し合いがまとまってしまうこともよくあります。

たとえば、「自宅の土地建物が相続の対象となり、相続人の一人が相続し、他の相続人がその分お金をもらう」事案において、この土地建物の評価はどうするかご存知ですか?固定資産評価額でしょうか?路線価でしょうか?時価でしょうか?その時価はどうやって決めるのでしょうか?また、相続人の一人に何千万円もの死亡保険金が入る場合、他の相続人は相続との関係で何か主張できないでしょうか?
相続人の一人が亡くなった方から多額の援助を受けていた場合はどうでしょう?
相続人の一人にだけすべての財産を相続させるという遺言が見つかった場合、他の相続人は何も主張できないのでしょうか?

誰の身にも起こりうる相続問題ですが、意外と専門的でわからないことだらけかと思います。
損をしない相続をするために、是非一度ご相談ください。

プロフィール

  • 愛媛県宇和島市生まれ
  • 愛媛県立宇和島東高等学校理数科 卒業
  • 中央大学法学部 卒業 在学中はテニスサークルに所属
  • 千葉市の法律事務所くらふとでの経験を経て、まつさと法律事務所に入所
  • 既婚
  • 債務整理・相続・離婚・交通事故などの事件を手がける

趣味

  • カラオケ(幅広く歌います)
  • 飲酒(酒ならなんでも飲めます)
  • アニメ・漫画鑑賞(幅広く嗜みます)

取扱分野

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